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ナッツの保存方法とは?劣化の見分け方や復活させる方法をご紹介
目次
ナッツ一覧
ロハスが販売しているナッツ一覧はこちら。気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
ナッツの保存方法とは?
ナッツにも賞味期限はございます。一般的に数か月程度ですが、開封した場合は、期限は関係なく早めに食べることが必要です。 しかしどのような保存方法が適切なのでしょうか。いくつかご紹介いたします。
容器
ジッパーのついた袋や密閉容器が最適です。 特に密閉度が高い方がより保存に適しておりますので、袋の場合はなるべく空気を抜いたり、瓶の場合はパッキン付きのものなどがおすすめ。 一緒に乾燥材を入れるとより湿気を防げます。
場所
直射日光を避け湿気の無い冷所に保管してください。 特に冷蔵庫がおすすめですが、周囲のにおいを吸収しやすいので密閉容器は必要です。 冷凍庫の保管は、食感が硬くなったり風味が損なわれる可能性があるので、あまりおすすめしておりません。
期間
開封したナッツは約1か月を目安にお召し上がりください。 酸素に触れるとナッツの酸化は進みます。
未開封の場合
未開封の場合も、開封後と同じく直射日光が当たらない・湿気が無い・涼しいところでの保管がおすすめです。
浸水した場合
生のナッツを浸水させた場合、傷みやすくカビ毒の恐れがあるため、お早めにお召し上がり頂く必要があります。 それでも長期保存をしたい場合は、食品乾燥機や天日を利用して十分に乾燥させてから保存いただくのがおすすめです。 保存しやすくなる他にも、ローストしたようなカリッとした食感をお楽しみいただけます。
生ナッツは、収穫の際に休眠状態となり浸水させることで、酵素が活性化し、より酵素を多く取り入れることが出来ます。 当店では浸水させることをお勧めしておりますが、そのままでも問題なくお召し上がりいただけます。
ナッツの劣化の原因は?
そもそもナッツが劣化する原因はなんでしょうか。一部をご紹介します。
湿気
一番の原因は湿気です。 ナッツに限った事ではありませんが、仮にローストされたものでも、周りの水分を吸収し食感が悪くなります。 また湿気が高い場合、カビが生える原因にもなりますので、注意しましょう。
酸化
酸化とは、ナッツに含まれる脂質と結びつき、過酸化脂肪酸という物質が作られることを指します。 ナッツには不飽和脂肪酸が豊富に含まれておりますが、これは特に酸化しやすい性質を持っています。 その中でもくるみに多く含まれるオメガ3脂肪酸は酸化しやすい脂質とされていますので、より注意が必要です。
ナッツの劣化の見分け方
では劣化しているのか、していないのかの判断はどのようにすればいいのでしょうか。
劣化したナッツは…
劣化した場合、具体的な状態の変化として挙げられるのは、下記のとおりです。
・触るとベタベタする
・古い油の臭いや味がする
・酸っぱい臭いがする
・胸やけするような味がする
このように感じたら、食べるのは控えた方が良いでしょう。
見た目ではあまり変わらず、あくまでご自身の判断となりますので、お気をつけください。
食感を復活させる方法とは?
湿気ってしまった場合、復活させることは可能なのでしょうか。方法をいくつかご紹介します。
ローストする
酸化してしまうと元には戻せませんが、多少湿気っている程度でしたら、 フライパンで煎ったり、オーブンでローストしていただければ、食感は戻りますので、お試しください。
アレンジする
クッキーの生地に混ぜたり、蜂蜜漬けにしたり、スムージーにしたり、ある程度砕いて料理にアレンジすれば、美味しくお召し上がりいただけます。 ぜひ色んなアレンジをお楽しみください。
おすすめ商品
ロハスで販売している生ナッツをご紹介しますので、チェックしてみてください。
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生アーモンド
元々ナッツ類は低GI食品と言われている通り、食後の血糖値の上昇率が低いのが特徴。アーモンドは食物繊維が多く糖質の吸収を緩やかにする働きがあります。
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生くるみ
アーモンド同様、くるみも食後の血糖値の上昇率が低い食品です。特にナッツ類の中でも抗酸化値が高いのも特徴です。
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生カシューナッツ
クリーミーな甘みが特徴で一番人気のあるナッツです。ビタミンB1はクルミの2倍あり、鉄分はナッツ類の中でもトップクラスを誇ります。
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生マカダミアナッツ
美容オイルにも使われるパルミトレイン酸が豊富。ビタミンEも豊富で女性に人気。サクサクした食感がヤミツキになります。
まとめ
この記事では、「ナッツの保存方法」について解説いたしました。 ナッツは健康に良いと近年人気が高まっていますが、美味しさを損なわないためにも保存方法がしっかり守った方が良いです。 こちらの記事を参考に試してみてください。
監修者プロフィール
1968年生まれ。
JFAA公認フードアナリスト、調理師米国LLCAI公認ローフードシェフ&インストラクター。
外資系大手食品会社を経て、 2007年、札幌に北海道初となるローフード専門店「ローフードカフェLOHAS」をオープンする。
ローフードシェフの学校である米国Living Light Culinary Arts Instituteで学び、 同校公認のローフードシェフ&インストラクター資格を取得。
全国各地で講演活動や料理教室を行い、ローフードの普及に努めている。
・ 土門大幸著書一覧
・ 2019 VEGETARIAN AWARD 書籍賞受賞
・ 一般社団法人 日本ローフード協会 理事長
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