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ブレインフードとは?その意味や育脳におすすめの食材をご紹介

目次
- ブレインフードとは
- ブレインフードはどんなものがあるの?一覧
- 青魚
- 卵
- 大豆
- ナッツ
- カカオ
- ベリー類
- 低GI食品
- ブレインフードの効果について
- 1. 記憶力・学習能力の向上
- 2. 集中力・判断力の向上
- 3. 認知機能の維持・認知症予防
- 4. ストレス耐性の向上・メンタルの安定
- 5. 睡眠の質の向上
- ブレインフードを効果的に摂取するポイント
- バランスの取れた食事を意識する
- 血糖値を安定させる食べ方をする
- 水分補給を忘れない
- 加工食品やジャンクフードを避ける
- ブレインフードに年齢は関係ある?
- ブレインフード(食事)以外で脳を鍛えることは可能?
- 質の良い睡眠
- 体を動かす
- 新しいことを取り入れる
- コミュニケーション
- 第二の脳である腸の環境を整える
- おすすめ商品
- ブレインフードについてのまとめ

健康が気になる方へおすすめの商品一覧
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ブレインフードとは

ブレインフードとは、簡単に言うと「脳に良い食べ物」。
つまり脳に欠かせない栄養成分が豊富に含有されている食べ物を指します。
子供の発育はもちろんですが、大人の疾患や加齢から脳を守ることも目的とされており、全ての年齢層に関わっています。
ブレインフードは、脳に良い食べ物であるため集中力や記憶力に関わる働きがあり、日常の食事に積極的に取り入れることで認知機能にも良い効果が期待できます。
中でも、特に注目されるのがオメガ3脂肪酸を多く含む魚類や、抗酸化作用が強いブルーベリー、さらには血流を促進するダークチョコレートなどです。
また、ナッツや種子類はビタミンEを豊富に含み、脳のアンチエイジングが期待されています。
さらに、全粒穀物や緑黄色野菜は、脳に必要なエネルギー源や重要なビタミンを供給する点でおすすめです。
ブレインフードと呼ばれる食材をバランスよく摂取することで、ストレスに負けない強い脳を作ることができると言われています。
現代のストレス社会において、こうしたブレインフードへの注目はますます高まっており、健康的な食事の一環として非常に重要な役割を果たしています。
ブレインフードはどんなものがあるの?一覧

ブレインフードは色々とありますが、代表的なのが、魚、卵、大豆、ナッツ類、緑黄色野菜など健康食としても注目されているものばかりです。 その他にも、雑穀、玄米、レバー、乳製品、ブロッコリー、バナナ、ベリー類、などたくさんあります。
青魚
青魚と言えば、よく耳にするオメガ3脂肪酸のDHAとEPAがありますが、こちらも脳には必要な栄養分の一つ。 脳の脂肪分の約半分がオメガ3脂肪酸でできていると言われるほど欠かせません。
卵
卵にも青魚同様、DHA・EPAが含まれています。 その他にもリン脂質、コリン、ルチン、ゼアキサンチンがあり、それらは脳細胞の生成と構造、記憶力、神経の処理速度などに関わっています。
大豆
大豆には、記憶力や集中力に関わるレシチンが豊富です。 さらに抗酸化物質のポリフェノールが含まれており、こちらは加齢による認知能力の低下予防をサポートしてくれます。
ナッツ
ナッツには、抗酸化作用があるビタミンEが豊富です。 またオメガ3脂肪酸や、レシチンのほか、脳のエネルギー源となる炭水化物も含まれています。
カカオ
カカオには抗酸化物質のテオブロミンやフラボノイドが豊富に含まれており、 これらは脳の老化防止や学習力・記憶力に関連する栄養素ですので、脳の健康維持に最適な食材です。 特に高カカオの方が含有量が多いため、ダークチョコレートがおすすめです。
ベリー類
ブルーベリーなどのベリー類には、抗酸化物質が豊富に含まれています。 脳の疲労感軽減や記憶力低下予防、集中力・判断力向上に必要な栄養素の一つとされています。
低GI食品
低GI食品もブレインフードの一つです。白米のような高GI食品は血糖値を急に上下させるため眠くなったり集中力低下が起こることもありますが、 低GI食品は食後の血糖値の上下が緩やかなため脳の状態が安定しやすくなります。
ブレインフードの効果について

ブレインフードを食べることで期待できる効果として、以下のようなものが挙げられます。
1. 記憶力・学習能力の向上
ブレインフードには、神経伝達物質の生成をサポートする成分が含まれており、これらは記憶力や学習能力に関わる成分です。
DHA(ドコサヘキサエン酸): DHAは特に重要な成分で、神経細胞の働きを活性化し、記憶力向上に寄与
コリン(卵黄、大豆): 記憶や学習に関与する神経伝達物質「アセチルコリン」の材料となる
2. 集中力・判断力の向上
脳のパフォーマンスを維持するには、安定したエネルギー供給と、働きをサポートする栄養素が必要です。
ブドウ糖(低GI食品):脳の唯一のエネルギー源。血糖値の急上昇を防ぎながらエネルギーを供給する食品(全粒穀物、ナッツ類など)がおすすめ
カフェイン(緑茶、コーヒー):眠気を抑えながら集中力を高める
3. 認知機能の維持・認知症予防
加齢とともに脳機能は低下しますが、適切な栄養素を摂取することで、神経細胞の損傷を防ぐ可能性があります。
神経細胞の損傷は、認知症やアルツハイマー病のリスクが上がるため、積極的な摂取をおすすめします。
ポリフェノール(ベリー類、カカオ):抗酸化作用があり、脳細胞を酸化ストレスから守る
オメガ3脂肪酸(DHA・EPA):神経細胞の柔軟性を保ち、情報伝達が促進される
ビタミンB群(B6・B12・葉酸):脳の健康を維持・サポート
4. ストレス耐性の向上・メンタルの安定
脳はストレスに対して敏感な器官であり、ブレインフードを摂取することで、ストレスへの耐性を高め、メンタルの安定をサポートできます。
マグネシウム(ナッツ、バナナ):神経伝達を正常化し、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を抑える働きがある
トリプトファン(大豆製品、乳製品):セロトニン(幸せホルモン)の材料となり、リラックス効果に役立つ
DHA・EPA(青魚):脳内の抗炎症作用により神経細胞を保護、精神的な健康にも良い影響を与える
5. 睡眠の質の向上
睡眠は脳の機能回復に不可欠な要素。
ブレインフードを適切に摂取することで、睡眠の質を向上させることができるとされています。
メラトニン(ナッツ類、バナナ):体内時計を調整し、自然な眠りを促進させる
L-トリプトファン(乳製品、大豆):セロトニンやメラトニンに変換され、睡眠リズムを整えるサポートをする
ブレインフードを効果的に摂取するポイント

ここでは、ブレインフードをより効果的に摂取するためのポイントについて解説します。 以下を参考にブレインフードを取り入れましょう。
バランスの取れた食事を意識する
単体ではなく、複数のブレインフードを組み合わせることで相乗効果を発揮します。 例えば、青魚+ナッツ+ベリー類を組み合わせると、青魚のDHA・EPAで神経細胞の構造と機能をサポート、ナッツとベリー類の抗酸化物質で酸化ストレスから脳細胞を守ることで、より記憶力のサポートを強化することができます。
血糖値を安定させる食べ方をする
低GI食品(オートミール、ナッツ、野菜など)を選ぶと、集中力を維持しやすくなります。 それは、血糖値が安定していると脳へのエネルギー共有が一定に保たれるのが理由です。 特に血糖値の急上昇がおきるとインスリンが大量に分泌されその後血糖値が下がり、眠気や集中力の低下を引き起こします。 集中したい時は、血糖値を安定させる食べ方を意識してみましょう。
水分補給を忘れない
脳の約85%は水分でできており、水分不足は思考力や集中力を低下させます。こまめに水分を補給しましょう。
加工食品やジャンクフードを避ける
トランス脂肪酸や精製糖は脳の働きを低下させるため、できるだけジャンクフードは避けるようにしましょう。
ブレインフードに年齢は関係ある?

"ブレインフードとは"でもご説明した通り、子供の発育はもちろんですが、大人の疾患や加齢から脳を守ることも目的とされており全ての年齢層に当てはまります。 特に大人は、加齢とともに脳細胞が減っていき新たに作ることはできませんが、神経回路を鍛えることは十分可能です。 認知症などの予防としても脳を鍛えることは大事ですので、ぜひ心掛けてみてはいかがでしょうか。
ブレインフード(食事)以外で脳を鍛えることは可能?

ブレインフード以外にも、脳を鍛えることは可能なのでしょうか。いくつかご紹介いたします。
質の良い睡眠
睡眠は健康には欠かせないものの一つですが、当然脳にとっても大切です。 睡眠が不足すると記憶力の低下などを引き起こしやすいため、6〜8時間を目安にしっかりと時間をとりましょう。 特に睡眠前はテレビやスマホなどブルーライトが使用されている電子機器は避けた方が良いと言われています。
体を動かす
筋肉を動かすことで、感覚神経を刺激し、脳を活性化すると言われています。 もちろん過度な運動をする必要はありません。たとえばウォーキングやストレッチ、指を動かすことや咀嚼でも構いません。 体から脳へ刺激を与えることも重要です。
新しいことを取り入れる
新しいことを取り入れることも脳にはとても良いことです。 頭を使う何かに挑戦することで脳細胞の繋がりが増え、記憶力が向上します。 また、新たに挑戦することが出来ない方は、いつもとは違うことをするだけでも構いません。 たとえば、いつもの帰り道とは違う道を通って帰ったり、初めての料理を作ったり、行ったことのないお店に行ってみるなど小さなことから始めるのも良いでしょう。
コミュニケーション
人とのコミュニケーションも脳を活性化します。 初対面の方はもちろんですが、普段良く会う相手でも、人とのコミュニケーションには脳を刺激します。 言葉を理解したり、相手のことを考えたり、脳の多くはフル回転します。 ご家族やご友人との会話を日々楽しんでみてはいかがでしょうか。
第二の脳である腸の環境を整える
腸内環境を整えることも、脳へいい影響を与えるとも考えられています。 たとえば、仕事や人間関係でストレスを感じた時、お腹が痛くなったりした経験がある方も多いと思います。 この現象はストレスを感じた脳が神経などを介して腸へ信号を送っていると言われています。 腸は第二の脳と言われるほどたくさんの神経が集まっています。 そのため、腸内環境が整えることで、心や体の調子が整うケースもありますので、腸の調子が悪い方は、一度試してみるのも良いと思います。
おすすめ商品
ロハスで販売している商品の中でも、ブレインフードとしておすすめの商品をご紹介しますので、チェックしてみてください。
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ロハスソイプロテイン
大豆プロテインを100%のソイプロテイン。余計なものは入っておらず健康のことを第一に考えました。水に溶かして飲むだけですので、手軽に摂取が可能です。
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ミックスナッツ
生アーモンド、生カシューナッツ、生クルミの3種類が入ったミックスナッツ。ナッツにはオメガ3脂肪酸や抗酸化作用のある栄養分などが豊富です。
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有機ローカカオパウダー
添加物が入っていない100%カカオを使用した有機ローカカオパウダーです。希少品種のペルー産クリオロ種を使用しておりプロも認める品質です。
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ブレインフードについてのまとめ
この記事では、「ブレインフード」について解説いたしました。 脳は体全体の司令塔です。体はもちろんですが、脳が衰えることで、失われるものの大きさも計り知れません。 普段の生活の心がけ次第で、そのリスクを少しでも回避できるのであれば、実践してみる価値は大いにあると思います。 皆さんも、いつまでも若々しく元気に過ごしたいのなら、出来ることから取り入れてみてはいかがでしょうか。
監修者プロフィール

1968年生まれ。
JFAA公認フードアナリスト、調理師米国LLCAI公認ローフードシェフ&インストラクター。
外資系大手食品会社を経て、 2007年、札幌に北海道初となるローフード専門店「ローフードカフェLOHAS」をオープンする。
ローフードシェフの学校である米国Living Light Culinary Arts Instituteで学び、 同校公認のローフードシェフ&インストラクター資格を取得。
全国各地で講演活動や料理教室を行い、ローフードの普及に努めている。
・ 土門大幸著書一覧
・ 2019 VEGETARIAN AWARD 書籍賞受賞
・ 一般社団法人 日本ローフード協会 理事長
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