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LOHAS column [スタッフコラム] 2024.4
24.4.26(inochi)
リスクファクター 〜病気の発生や進行の原因となる要素〜
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
数年前から診てもらっている
最新設備の歯医者さんいわく、
「ここ数年、歯周病の
患者さんが増加している」
ということなんです。
虫歯のほか、
歯垢や歯石が残ってないか、
定期的にチェックしてもらってますが、
今のところ大丈夫でした(^^ゞ
しかし、成人の80%が罹患している
疾患なので油断は禁物ですね。
歯肉炎や歯周炎を含む歯周病は、
以下のようなお口のトラブルや
生活習慣が主な原因です。
<口内のトラブル>
・口の中の汚れや細菌が増殖すると、
歯垢が作られ、磨き残した歯垢が
2〜3日で石灰化し、歯石になる
・口で呼吸することが癖になると、
歯垢が溜まりやすい乾燥した環境になる
・歯ぎしりは歯や歯ぐきに強い力がかかり、
炎症が起こりやすくなる
<生活環境>
・喫煙は血管が収縮し、歯ぐきの血行が
悪くなって歯周病への抵抗力を弱める
・ストレスが原因でカラダの抵抗力が
弱まって歯周病が悪化しやすくなる
・甘いものや柔らかいものは歯に
付きやすく歯垢が増える
また、私たち成人の口の中には、
300〜700種類の細菌が生息して
いると言われています。
歯をよく磨く人で1,000〜2,000億個、
あまり歯を磨かない人では4,000〜6,000億個
さらにほとんど磨かない人は1兆個も細菌が
口内に住み着いています。
※日本訪問歯科協会HPより
ちょっとビックリな数字ですよね(+_+)
では、歯周病の対策と予防するためには、
1) 口腔細菌を減らす(食後30分以内の歯磨き)
2) 唾液量を増やす(咀嚼回数を増やす)
3) 鼻呼吸する(できるだけマスク装着を減らす)
唾液の効用
唾液は天然のデンタルリンスと言われ、
口の中を洗い流す自浄作用、虫歯や歯の
着色を防ぐ再石灰化も行う
唾液は99%が水分、1%に100種類以上の
成分があって、その中に抗ウイルス・抗菌作用を
もつ免疫物質が含まれている。
唾液中のIgA(免疫グロブリンA)という抗体が
免疫物質の中でとても大切な役割をしている。
この成分が低下すると呼吸器系の感染症に
かかりやすくなると言われています。
<コロナ禍でのマスク>
マスクをすると口呼吸になりやすく、
口の中が乾燥して唾液の量が減るため、
口臭の原因になるので注意が必要ですね。
ちなみに、マスク着用時の酸素量は通常の
約13%減少し、二酸化炭素は通常の約30倍に
増加するという分析結果が出ています。
それによって、
免疫力が落ちたり、老化が進んだり
これも長期的に心配なところですね((+_+))
また、歯周病菌が腸内に入り込み、
その中の腸内細菌叢(腸内フローラ)を
乱すことで全身に悪影響を与える
ということが分かってきています。
「心臓病、糖尿病、骨粗しょう症、肺炎、
早産、バージャー病などは歯周病と関連
することが明らかになっている」
※書籍〜『歯周病と全身の健康』 医学情報社より
以上のように、
私たちの健康を考えるうえで
口内環境は無視できませんので、
しっかりとしたケアをしてゆきましょう!!
ロハスは皆さまの「持続可能な健康や環境を意識したライフスタイル」をサポートします!!
24.4.19(inochi)
オーガニック(無農薬栽培)植物に多く含まれる天然成分
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
今回は私にとって初耳の
優れた天然成分をシェアします!!
それは「サルベストロール」です。
〜〜〜
植物の表面にカビが付着すると、
その刺激によって「サルベストロール」という成分が
生成され、植物をカビや菌から守る働きをする。
サルベストロールは、一般的な植物に
含まれる植物性の成分でありながら、人体内で
がん細胞に取り込まれると、抗がん物質に
変化するプロドラックである。
体内に入ると、がん細胞特有の酵素CYP1B1
によって代謝され、がん細胞のアポトーシス
(細胞死)を誘引する。
〜〜〜
※この成分は2002年デ・モントフォード大学(英)で
抗ガン剤の研究中に発見され現在も研究が継続中。
(ウィキペディアより引用)
この成分のことを学んでみて、
私たちの地球に存在している植物、自然界の摂理
ってほんと凄いなぁ!と感動しています!!
その中でも、サルベストロールが多く含まれるのは、
オーガニック(有機栽培)の、りんご、イチゴなどの
ベリー類、柑橘類、キャベツやブロッコリー、
ハーブ類などの野菜、果物です。
しかし、
このサルベストロールの濃度が体内で一定に
達した場合にがん細胞は死滅するのですが、
「阻害物質」によって効果が半減、もしくは
消失する場合がある、ということなのです。
CYP1B1の働きを阻害するその物質とは、
「農薬、殺菌剤、防カビ剤」です。
このサルベストロールは、
ほぼ全ての野菜、果物、ハーブに
存在すると考えられているそうですが、
農薬や防カビ剤が使用されると、
カビの刺激がなくなってこの成分の
含有量が著しく低下するため、
オーガニック(無農薬)栽培の野菜や
果物でなくてはなりません!!
また、日本ではあまり知られていない
「食用コーティング剤」も、諸外国では
問題になっていて注意が必要です。
野菜や果物にスプレーして保存期間を
2〜3倍にできるという優れものですが、
主成分がモノアシルグリセロールという
食品添加物(乳化剤)で、オーガニック食品
への使用が承認された(FDAやWHO)ことで
アメリカでは物議を醸しています。
さて、日本の有機農業に関して
日本国内で有機JAS認証を取得して
いる生産者は総農家数の0.2%。
そう、わずか0.2%。。
世界に誇れない、
オーガニック後進国ニッポン。
いや、言い方を変えます、
私たちの大切なこの国は今、
世界に逆行する「農薬大国ニッポン」です。
※2024/3/8配信参照(農薬)
https://www.rawfood-lohas.com/column/2024/2403.shtml#240308
ちなみに、有機JAS認証を取得して
いない有機農業で生産されている
農家さんを含めると、0.5〜0.6%ほど。
今更ではありますが、農林水産省は
地域コミュニティの衰退や生産者の減少、
アフターコロナなどを見据え、
「オーガニック市場の拡大」と「日本の
農地の25%をオーガニック化する」ことを
2050年迄の目標に掲げています。
道のりは非常に険しいですが、
この取り組みが環境問題や
食糧問題の解決のきっかけになり、
次世代の子どもたちに
より良い環境を残せるよう、
また、がん患者世界一の汚名を
返上できるよう、切に願っていますが、
私たち一人ひとりが、
声をあげずに今の状況を変えることは
不可能に近いかもしれません。
※書籍紹介※
残留農薬や遺伝子組み換えに
ご興味ある方におススメです。
【試し読み】
http://hanmoto9.tameshiyo.me/9784862514127
ロハスは皆さまの「持続可能な健康や環境を意識したライフスタイル」をサポートします!!
24.4.12(inochi)
私たちの健康が優先なのか?否か?
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
近年、グルテンという言葉を
よく耳にするようになりましたね。
グルテンとは、
小麦粉に含まれるグルテニンと
グリアジンという2種類のたんぱく質が
絡み合ってできるもの。
これに水を加えることで弾力と粘り気のある
生地ができあがります。
グルテンフリーというと「グルテンが
含まれる食品を口にしない」ことですが、
元々、小麦アレルギーやセリアック病
などの難病を持つ人々のための食事療法
として始まりました。
これらは、遺伝的要因と環境的要因が相互作用
する自己免疫疾患で、小腸の粘膜を破壊し、
炎症を引き起こす以下のような特徴があります。
1)消化器系の症状
慢性的な下痢、腹痛や腹部不快感、
脱水、便秘、ガスや膨満感など
2)栄養不良に関連する症状
体重減少や体重増加、貧血、
骨訴訟症、成長の遅れ(小児)
3)神経系及び精神的症状
疲労感、不眠や睡眠障害、
頭痛、不安や抑うつ
また、グルテンを含む穀物は、ミネラルや
ビタミンB、食物繊維などの栄養素を含みますが、
食欲を増進する効果や依存につながる作用がある
ともいわれています。
したがって、今ではダイエットや健康を
維持したい等、グルテンフリーな食生活を
実践する方が増えてきているわけですね?!
ちなみに、
代替品としてのグルテンフリー穀物は、
オート麦、玄米(白米)、キヌア、アワ等
穀物以外の炭水化物では、
そば、ジャガイモ、タロイモ、
サツマイモ、こんにゃく等
その他の代替品としては、
ナッツ、種子、野菜や果物
などが挙げられます。
また、疾患のない方でも、小腸の粘膜に
変化を起こし、腸の健康を阻害してしまう
可能性が指摘されています。
●即時性または遅延性アレルギーの方
肌荒れ、発疹、痛み、腹痛、疲労感など
●小麦を食べると何となく調子がすぐれない方
グルテン不耐症や過敏性腸症候群など
小麦は様々な用途で使われていますので、
なかなか気づくことが難しいかもしれません。
(めん類、お菓子、醤油、揚げ物など)
そのほか、
小麦自体にアレルギー症状がなくても、
輸入原料にはポストハーベストの影響が
懸念されています。
ちなみに、ポストハーベスト農薬は、
日本の食品衛生法(厚労省)によると
「食品添加物」に該当します。
※ポストハーベストとは?
収穫(ハーベスト)された後(ポスト)に
収穫物である果物や穀物、野菜に散布する
農薬の意。
東京大学大学院の鈴木宣弘教授は、
「農民連食品分析センターの検査によれば、
日本で売られているほとんどの食パンから
グリホサートが検出されているが、当然ながら、
国産や十勝産と書いてある食パンからは検出
されていない」と警鐘を鳴らしています。
『リスクある小麦の輸入を続ける日本の末路』
https://toyokeizai.net/articles/-/451051
※東洋経済ONLINE(2021/8/27)より
私たちのカラダのほとんどは
口から入るもので形成されます。
グルテンに限りませんが、
人体に有害な化学物質(添加物)を含まず、
農薬や化学肥料を使われていない食材を選んで
いけるよう、一人ひとり努力が必要です。
この便利な世の中にあって、
完全に断つことは難しいですが、
まず大切なのは「知る」こと!!
そして、どのような時代になっても、
私たちに「選択の自由」が与えられるよう
切に願っています。
ロハスは、皆さまの「持続可能な健康や環境を意識したライフスタイル」をサポートいたします!!
24.4.5(inochi)
私たちの体内でとても重要な役割を果たす臓器○○○
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
札幌の最低気温もプラスになってきて、
雪融けも進み、春はすぐそこまで来ています!
そして、春といえば「デトックス(解毒)」!
寒い季節は運動が減ってしまうので、
代謝機能も低下し、汗をかきにくくなります。
通常、老廃物は汗や尿から排出されますが、
必要以上に摂った糖分やたんぱく質は気が
つかないうちにカラダの中に溜まってしまうんです。
また、水分補給も減ってしまい、
それに伴い老廃物が尿と一緒に排出される量も
減って臓器(肝臓)に負荷がかかります!!
そう、肝臓は私たちの体内で非常に
重要な役割を果たす臓器のひとつなので
もっとよく知る必要がありますね。
(1)肝臓の主な役割は4つ!
・解毒〜有害な物質を体内から排出するための臓器で、毒素や代謝物を体外に排泄する
・代謝〜炭水化物、脂質、タンパク質などの栄養素や体内での薬物の代謝を調節する
・貯蔵〜グリコーゲンやビタミン、ミネラルなどの栄養素を貯蔵し必要に応じて放出される
・合成〜血液凝固因子やタンパク質、コレステロールなどの物質を合成する
(2)肝臓の働きが悪くなると?
・疲労感や倦怠感
・食欲不振
・筋肉痛
・発熱など風邪に似た症状になる
(3)肝臓の働きが悪くなる原因は?
・薬の副作用
・有害な化学物質の摂取
・ウイルス感染
・高脂肪の食事
・アルコール 等々
(4)肝臓(肝機能)を回復させるには?
・糖質や脂質を控える
・アルコールを控える
・たんぱく質やビタミンを摂る
・習慣的に運動する
ちなみに、
短期間のファスティング(断食)は
体内に溜まった有害物質や脂肪を減らし、
胃腸内の老廃物の排出を促すことができます。
このファスティング(断食)は、
目的によって様々な方法がありますが、
気をつけたいことを少しご紹介しますね!
【しっかりと水分補給する】
ミネラルウオーターや野菜スムージー等のほか、
カフェインを含まない麦茶やルイボスティがおススメ!
コーヒー・紅茶・緑茶などカフェインを含む飲料や
アルコール、キンキンに冷えた飲み物、または
熱い飲み物は避けましょう!
【内臓に負担をかけない】
食物繊維には老廃物などの毒素を吸着して排出したり
栄養素を吸収するスピードを緩やかにしたり
私たちのカラダにとって重要な栄養素です!
でも、腸は働き続けることで疲れやすくなるので、
少しでも胃腸を休めたいときには、
ごぼう、サツマイモ、キノコ等、食物繊維の
多い食事は控え、消化の良いものを摂りましょう!
【ファスティングに向かない方】
成長期の子どもや妊娠中の方、高齢者や
持病がある方はおススメできません!
なお、初めてファスティング(断食)に
チャレンジする方は「スーパーフード
ファスティングダイアリー」がとても便利ですよ!
当店オーナーシェフHIRO著書
https://www.rawfood-lohas.com/book_diary.shtml
私は毎日の16時間断食(朝抜き)のほか、
月一度の24時間断食(朝昼抜き)を始めてから
15年以上ずっと快調です!!
ぜひご自身にあったファスティングを見つけましょう!
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