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LOHAS column [スタッフコラム] 2023.11
23.11.24(inochi)
オーガニックの意味と目的 〜今回の食中毒から学ぶこと〜
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
つい先週、あるイベントで販売された
マフィンの食中毒が大々的にニュースになり、
SNSで大炎上していましたね(◎_◎;)
約3,000個のマフィンを販売した
この焼き菓子店のInstagramでは、
「すべて防腐剤、添加物不使用で
市販の焼き菓子の半分以下のお砂糖の量で
作っており、離乳食完了期のお子様より
安心してお召し上がりいただけます」
とアピールしていたためか、
「添加物不使用が災いした」と多くの
メディアで報じられています。
しかし、そもそも一般的なマフィンは保存料や
日持ち向上剤などの添加物を使わずに作って
安全に提供している店がたくさんあるんですね。
そう、このお店は添加物を入れるか否か以前の、
衛生管理を怠ったのが2つの問題点のうちの1つ!
そして、もうひとつは、商品名に
「オーガニック○○○」
と表示し販売していること。
オーガニック原料での製造ではなく、
食品添加物を使っていない理由で
「オーガニック」と表示しているのであれば、
そのことを全く理解していません((+_+))
※参照〜オーガニックの意味と目的〜
https://www.rawfood-lohas.com/tidbit/org.shtml#org
「オーガニック」「有機」「無農薬」と商品名などに
表示してよいのは、有機JAS認証機関に認可
された業者であること、そして申請が受理された
商品でなくてはなりません。
例えば、現在当店では北海道の農家さんから
仕入れ販売しているスプラウト用「秋まき小麦」が
ありますが、自然農法、そして農薬を使っていない
商品になります。
しかし、その商品名や商品ページには
有機JASの認証を受けていないため、
「無農薬」や「オーガニック」等と消費者が
誤解するような表示をしてはいけないという
ことで行政から指導されています。
「無農薬」ではなく、
「農薬不使用」と表示しなさい!と。
どちらもあまり変わらないような気がしますし、
ちょっと厳しすぎると思いますが、
規則ですから仕方ありませんね?!
そう、これらのことを理解せず販売している
お店や会社は少なくないのが現状です。
私は今回の食中毒や表示のこと
よりも、この騒動の中で行われた
「無添加・オーガニック意識アンケート」の
結果を知ってビックリしました(◎_◎;)
それは、「これらの商品は避けるように
している」すなわち、無添加やオーガニック、
有機と表示している商品を避けている方が
日本では15%もいるということです。
約2万人の方々がSNSの中で回答された
アンケートで年齢や性別も分かりません。
しかし、食品添加物や農薬(薬)の影響が
どのくらい私たちのカラダに影響しているのか、
分かっていない方がこんなにも
多いんだなぁと哀しくなりました(T_T)
私が幼い頃(50年ほど前)、
近所で癌になった人がいると聞くと
ビックリした記憶があります。
でも、現在はどうでしょうか。
身近な人で癌になったという方は
多くありませんか?
今や2人に1人が癌を
患っていると言われています。
いくら医療が発達しているといっても
未だに癌で多くの方々が亡くなっています。
私たちのカラダは、
口から入るもので造られています。
また、口から入るもの以外でも、
電磁波や石油化学製品(香料)等によって
カラダにとって良くない影響を受けてしまいます。
私の家族の友人は農家を営んでいますが、
その友人5人中、4人が子宮を取らざるを
得ないことになりました。
先進国の中で日本が断トツで癌患者が増えています。
その理由を考えたことはあるでしょうか?
※参照「日本が誇れない世界一」
https://www.rawfood-lohas.com/column/2023/2304.shtml#230414
周りにいる大切な方々が、
知識と知恵を得、より良い選択をし、
健康で過ごせるよう祈ります。
いつも最後までお付き合いくださり
ありがとうございますm(__)m
ロハスは皆さまの「持続可能な健康や環境を意識したライフスタイル」をサポートします!!
23.11.17(inochi)
私たちの認知機能と毛細血管との関係性
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
最近、お会いした方のお名前や
昨日の夕食は何を食べたのか等々
思い出せないことはありませんか?
私は年を重ねるにつれ、そのようなことが
増えてきているなぁと感じています((+_+))
「老化現象」では済ませられない!
と思ったんです。
少し調べてみると、
「毛細血管」が私たちの健康に大きな
役割を果たしていることが分かりました。
毛細血管は、カラダの至るところで、血液中の
酸素や栄養素、ホルモンなどを運んだり、
二酸化炭素を収集したり、血圧の調整や体温調節、
免疫にも関与しています。
それに加えて、認知機能にも
影響を与えていたんですね(◎_◎;)
1) 脳血流と認知機能
脳は酸素と栄養が必要で毛細血管を通じて供給されるため、毛細血管の損傷や詰まりが脳の血流を制限すると認知機能の低下に寄与する可能性がある。
2) 小血管性認知症
小さな脳血管(毛細血管含む)が損傷し、脳の微小な血管網が影響を受ける。
3) 脳血管性リスクファクター
高血圧、高コレステロール、糖尿病などの脳血管性リスクファクターが存在すると、これが毛細血管の損傷を引き起こす可能性がある。
4) 脳卒中と認知症の関連
脳卒中によって脳にダメージが生じ、これが認知機能に悪影響を与えることがある。
あまり考えたくありませんが、
これが現実ですね(>_<)
そこで、、
毛細血管の健康をサポートするためには、
バランスの取れた食生活が必須です。
特に、毛細血管の健康を促進し、
詰まりを防ぐのに役立つ食材や
料理の例を挙げてみます!!
1. ビタミンCを多く含む食品
抗酸化作用があり、毛細血管の健康をサポートしてくれる。柑橘類(オレンジ、グレープフルーツ、レモン)、いちご、キウイフルーツ、トマトなどが含まれる。
2. オメガ3脂肪酸を摂取
炎症を抑制し、血液の流れを改善する。青魚、亜麻仁油、チアシード、くるみ等が多く含まれている。
3. 抗酸化物質を摂る
ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー)、玉ねぎ、ニンニクなどの抗酸化物質は血管の健康を促進する。
4. ビタミンEを含む食品
抗酸化作用があり、血管の健康をサポートする。アーモンド、ひまわりの種、ほうれん草、アボカドなどが豊富。
5. 色とりどりの野菜
抗酸化物質や食物繊維を含むケール、ほうれん草、ニンジン、ブロッコリー等がおススメ。
6. 水やミネラル(良質な塩)を十分に摂る
水分補給は血液を希釈し、血液の流れを助ける。また、ミネラル豊富な天然海塩を摂ることによってカラダの代謝を促進し、本来の健康なカラダを保てる。
※参照(ミネラルの大切さ)https://www.rawfood-lohas.com/column/2309.shtml#230915
そのほかにも、高い糖分摂取、飲酒の過剰摂取、
高脂肪(特に飽和脂肪酸やトランス脂肪酸)には
十分気をつけましょう(^^)/
そして最後に、、
食事以外にとても重要なのが
「体内に毒素を入れない」こと。
有害な化学物質(添加物、農薬、薬など)は、
カラダの免疫力を弱めてしまいます。
以上のような生活習慣を持続することが、
カラダを若返えらせる助けとなるでしょう(^^♪
ロハスは皆さまの「持続可能な健康や環境を意識したライフスタイル」をサポートします!!
23.11.10(inochi)
腸と脳が最もよく伝え合う情報は「○○○○」
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
私は小さなころから腸が弱く、
幾度となく苦しい思いをしてきました。
病院には行きませんでしたが、
もしかすると、小麦アレルギーや乳糖不耐症、
果糖不耐症だったかもしれません。
「腸は第2の脳」
と言われるくらい大切な臓器。
そう、私たちの健康を考えるうえで
「腸」を避けては通れませんね((+_+))
今年の春、「脳腸相関」という
言葉を初めて耳にしました。
「脳」と「腸」が密接に影響を
及ぼし合うことを示す言葉です。
例えば、ストレスを感じると
お腹が痛くなり便意をもよおす。
すなわち、脳が自律神経を介して、
腸にストレスの刺激を与える。
その逆に、腸に病原菌などが感染すると、
脳で不安感が増す、というものです。
甘いものが大好きで毎日のように
ジュースや甘いお菓子を食べることで精神状態が
不安定になってしまった知り合いがいました。
また、ある研究チームでは、腸と脳が
最もよく伝え合う情報は「ストレス」だという
ことが分かったそうです。
それは、、
〜〜〜〜〜
焦りや不安を感じると、
脳は何とか解決しようとします。
そのためにはエネルギーが必要で、
脳は足りないエネルギーを腸から借ります。
緊急事態の通知はいわゆる
交感神経をつたって腸にもたらされ、
腸は「緊急事態だからしかたがない」
とそれに従います。
消化に使う予定だったエネルギーを
節約し、粘液の生産を減らし、血行も低下させます。
脳がしょっちゅう緊急アラームを鳴らすと、
腸は機嫌が悪くなります。
これ以上我慢ならないとばかりに、
不快なシグナルを脳に送り返します。
その結果、私たちは気分が落ち込んだり、
食欲をなくしたり、下痢になったりします。
脳に奪われて少なくなったエネルギー
だけでなんとかやっていくために、
腸は食べものを外に追いやろうとします。
感情的に不安定になったときに
嘔吐するのと同じ原理です。
(書籍:「おしゃべりな腸」より)
〜〜〜〜〜
私たち人間には、このような
仕組みがあったんですねぇ?!
ストレスの原因を取り除くのは、
容易ではありません。
しかし、いろんな知識を得て、
口から入るもの(食物や水分)で
大切な腸を守ることは可能です。
「知らずに食べる」から「知って食べる」へ
「選べず食べる」から「選んで食べる」へ
ロハスは皆さまの「持続可能な健康や環境を意識したライフスタイル」をサポートします!!
23.11.02(inochi)
体内で生成される酸素の変則的な形態
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
「活性酸素」という言葉を聞くと、
どんなイメージを持つでしょうか?
昨日までの私は、良いイメージが
全くなく、完全に「悪」でした(+_+)
活性酸素とは、体内で生成される酸素の
変則的な形態のことを指します。
でも、実際に活性酸素は体内で
重要な役割を担っていました。
1) 免疫機能の向上
免疫系は活性酸素を使用して細菌やウイルスなどの病原体を攻撃する能力を持っている。
2) 細胞シグナル伝達
細胞間のコミュニケーションや生理的なプロセスを調整するのに役立っている。
3) 薬物代謝
肝臓などで薬物を代謝する際に関与し、体内から不要な化合物を取り除く。
4) 傷の治療
傷の治療プロセスに関与し、傷口の感染を防ぎ、修復を促進する。
5) 遺伝子発現の調節
一部の遺伝子の発現を調節する役割を果たし、細胞の機能や成長に影響を与える。
ただし、活性酸素が過剰に生成されると、
細胞やDNA、たんぱく質に損傷を与え、
炎症や病気の原因になる可能性があります。
そう、体内の活性酸素バランスを保つ
ことが健康を維持するカギとなります。
活性酸素が過剰にならないためには、
バランスの取れた食事はもちろんですが、
適度な運動、適切な睡眠、ストレス管理、
適度な水分摂取、禁煙と飲酒の制限、
抗酸化物質の摂取、有害な化学物質を避ける
等々ですね(^^♪
ちなみに、ビタミンC、E、亜鉛、セレン
などの抗酸化物質を含む主な食品は、
ビタミンC:キウイ、レモン、パイナップル、ブロッコリー
ビタミンE:ひまわりの種、アーモンド、ヘーゼルナッツ
亜鉛:かぼちゃの種、全粒穀物、豆類、ナッツ類
セレン:大豆、玄米、種子、ナッツ類
特に、亜鉛やセレンなどの必須ミネラルは、
活性酸素の有害性を消す物質を効率よく
生成するのを助けるだけでなく、免疫機構が
有効に働くことにも貢献しています。
バラエティ豊かな食事に心がけ、
異なる種類の食材から栄養を摂ることが
健康的な生活の基本です。
プラス+マイナス=ゼロにならないよう、
できるかぎり有害な化学物質を避け、
より良い食材を摂るよう心がけましょう(^^♪
ロハスは皆さまの「持続可能な健康や環境を意識したライフスタイル」をサポートします!!
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