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LOHAS column [スタッフコラム] 2021.10
21.10.29 (inochi)
ゲノム編集
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
近年「ゲノム編集」という言葉がメディアなどを
通して聞かれるようになってきましたね(^^;
ゲノムとは、
簡単に言うと、生物の細胞内にあるDNA、
及びそこに書き込まれた遺伝情報を意味し、
それを変化させる技術がゲノム編集といいます。
このゲノム編集と似た言葉として
ご存知の通り「遺伝子組み換え」があります。
遺伝子組み換えとは、
別の生物から取り出した遺伝子を導入することにより、
細胞に新たな性質を付け加える技術です。
ようするに、細胞の外部から導入されたものか、
細胞内部で変化したものか、これが遺伝子組み換えと
ゲノム編集との違いになります。
これらの技術の人体への安全性については
国内外において賛否両論あります(+_+)
しかし、生産者や消費者などの多くの反対を受け、
農水省は有機JASを「遺伝子組み換え技術不使用に加え、
ゲノム編集技術も不使用」と改正案を提示しました。
ちなみに、有機JAS制度において
有機農産物は以下のように定義されています。
1)種まき、または植え付け前2年以上、使用禁止農薬・化学肥料不使用
2)遺伝子組み換え由来の種苗を使用しない
3)原則として化学合成農薬・化学肥料不使用で栽培するなど、
地域環境への負担をできる限り軽減した栽培方法で生産する
私たち自身の健康を考えるとき、人・土・植物・
動物・地球の健康を別々に分けては考えられません!!
オーガニックを目指す世界は、
動植物や微生物などの目に見えない小さな命、
その工程に関わる人々、次世代のまだ見ぬ命、
自然環境まで含めて、すべてが公正な関係でつながり、
その健康が確保され、生態系のバランスに沿った生産活動が、
技術的に配慮された状態で営まれることが重要です。
私たち大人の責任は“次世代により良い環境を残すこと”
21.10.22 (inochi)
日本人の主食「コメ」
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
お付き合いしていた有機農業の農家さん(北海道)が
廃業されたこともあり、数年前から新たな農家さんを
ずっと探してきました。
しかし、有機農法を行なっている農家さんはごく僅かで、
今以上に生産量を増やす計画がない農家さんばかり。
そう、農薬を使わない農業は非常に難しいんですね(+_+)
そんな中、有機農業の里として知られている、
山形県高畠町の上和田有機米生産組合さんと
今年の3月からお付き合いできるようになったんです!!
この組合さんは1986年の設立以降、コメ作りを
核にした様々な活動に取り組んで来られました。
その発端は、高濃度の農薬空中散布が原因で、
子どもたちの体調悪化が相次いだこと。
子どもたちや地域の将来のため、
いのちを守る農業、地域の環境を守る農業が
自分たちの目標になったとお聞きしました(^^♪
今回仕入れできた玄米は、
組合の中の渡部京一さんが生産されたものですが、
「色々やってきたからその蓄積で土に力がついて
うまいコメができるようになった」とのこと。
一般的な化学肥料を使う田んぼは土に力がなくなるため、
ミネラル等の吸収が悪く、翌年また化学肥料を大量に
施す必要があるそうです(>_<)
尚、完全無農薬の玄米はどうしても手に入らず、
農薬を必要最小限に留めた特別栽培米減農薬のお米を
数量限定で仕入れることができましたので、
この貴重なお米を、
ロハスを支持してくださる方々へ
できる限りご提供してまいります!!
→玄米はこちら
そして、更にこのような農家さんが増え、
進歩発展できるよう応援して行きたいです!(^^)!
21.10.15 (inochi)
食育
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
私が一人暮らしだった高校から大学のころは、
インスタント食品業界が急成長していて、
三大栄養素のたんぱく質、脂質、
炭水化物しか気にしない時代だったかなぁと。。
そう、こんな電話機が使われていた昭和50年代です(^^♪
当時は、部活でかなりの運動量があったので、
カロリーオーバーとか気にしたことがなかったし、
栄養の知識などもほとんどなく、
好きなものを好きなだけ食べまくってました(^^ゞ
そんな3大栄養素が主流の時代から、
ビタミン、ミネラル、食物繊維も含めた6大栄養素、
そして、水、ファイトケミカル、酵素が加わり、
9大栄養素と言われるようにもなりました。
若い頃に「食育」にもっと触れる機会があったなら
違う生き方だったかもしれません(@_@;)
文部科学省では「食育は、子どもたちが食に関する正しい知識と
望ましい食習慣を身につけること」と定義付けしています。
そう、食育は子どもから大人まであらゆる世代にとって
とても重要で不可欠なものだと思います!!
このようなコロナ禍で、
免疫力に関わる食への関心がさらに高まっていますが、
ロハスではこれからも以下の取り組みをミッションとし、
ロハスな生き方を提案して参ります(^^♪
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「私たちの製品やサービスを通して、健康・美容・心・環境・知識の
5つの分野に関わる人々の悩みを解決し日本の人々の生活を豊かにします。
またサスティナブルなライフスタイルを提案し社会の進歩発展に貢献します。」
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→【ロハスの経営理念】
21.10.08 (inochi)
トランス脂肪酸と酸化した油
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
「危険な油が病気を起こしている」という本を
ご存知でしょうか?
もうかれこれ20年ほど前になりますが、
書店でタイトルが気になり手に取った本です。
WHOではトランス脂肪酸について
2003年から総摂取エネルギーの1%以下に目標を掲げていますが、
日本においては遅れているのが現状です(>_<)
※すぐにわかるトランス脂肪酸(農林水産省)参照
トランス脂肪酸は、マーガリン、ショートニング、
揚げ物用油として私たちの口から気がつかないうちに
少しずつ摂取されてます。
食用油にこのトランス脂肪酸が含まれているのは、
腐らない、熱に強い、分解されにくい、
という特徴があるからなんですね(>_<)
よって、賞味期限が長く取れ、劣化しにくいので
揚げ物油としてはとても優秀で、工業生産される
菓子類には非常に使いやすい油だと言われています。
分解されにくいという特性は、
逆に言えば体内でも燃焼されず、分解されず、
排出されないということでもあります。
このトランス脂肪酸は、
体内脂肪の細胞膜に入りこんで細胞の働きを狂わせ、
体内では栄養物質を食い荒らしてしまいます。
近年ではガンや悪性リンパ腫の
引き金になっていることが判明し、
日本以外の世界各国で使用が禁止されています。
また、どんな良い油でも酸化してしまったら
元も子もありませんので注意が必要です。
油は、空気に触れたり、光にあたったり、
熱を加えたりすることで酸化が進みます。
揚げ物を食べた後、
お腹が痛くなったり、胸焼けしたり、
といった経験がありませんか?
これは酸化した油が原因の場合がしばしばあって、
食中毒の症状を起こすこともありますね。
酸化した油を多少摂取しても、
体内には毒素の分解機能があるため、
すぐにカラダに影響があるわけではありません。
しかし、大量に摂取したり、
毎日のように食べ続けたりすると内臓への負担や
健康を損ねる原因にもなりますので注意が必要です。
私がまだ親と実家に住んでた頃、母は使った油を
濾して再利用してましたが、まさか健康に良くないとは
想像もしませんでした(+o+)
再利用については、
油の状態をみて色や臭いなどに問題なければ、
2〜3回を目安と言われていますが、
わが家ではできるだけ少量にして再利用を避けています。
カラダに良くないものをできる限り減らし、
より良い油を摂り入れてゆきましょう!!
21.10.01 (inochi)
睡眠の大切さ
こんにちは。ロハスのinochi^^♪です
今回はパンプキンシード(カボチャの種)と
サンフラワーシード(ひまわりの種)をご紹介します。
これらの種はヨーロッパやアジアの国々で
古くから食用として親しまれてきました。
どちらも高カロリーで栄養満点という共通点があって
ビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEの特長は、
強い抗酸化作用をもつ脂溶性のビタミンで、
体内の脂質の酸化を防ぎます。
動脈硬化や血栓の予防、血圧の低下、
悪玉コレステロールの減少、
細胞膜を健全に保つ働きがあります。
加齢によって発症しやすい疾患の予防に役立つ
ことから「若返りのビタミン」と呼ばれます。
また、紫外線や外的刺激からお肌を守り、
適度な潤いを保つために必要なバリア機能を
安定させます。
私は一日中紫外線にさらされる野球少年でしたので、
シミソバカスが結構目立つので、
積極的に摂りたい栄養素のひとつです。
もう一つの特徴は、オレイン酸、リノール酸、
リノレン酸などの不飽和脂肪酸が含まれていること。
これらは体内合成されず食事から摂取する
必要があるため、必須脂肪酸と呼ばれています。
動脈硬化や高血圧、アレルギー緩和、血栓症の予防、
そしてアトピー性皮膚炎を改善する効果があります。
これらの種は栄養満点ですが、
高カロリーなので食べすぎに注意しましょう!!
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